仮想通貨について調べていると必ず出てくるのがビットコイン、イーサリアム、リップルという銘柄です。
イーサリアムもなんとなくは将来性がありそうだけど、なんとなくしかわからない…でも購入してみたい。将来性はあるの?価値はあるの?という疑問があったので、イーサリアムって何?というところから調べてみました。
イーサリアムとは
まず仮想通貨初心者の私が知らなかったことは、イーサリアムは通貨単位ではなく、通貨単位はイーサ(ETH)だということです。
イーサリアムはアプリケーションを作成するためのプラットフォームです。
まず、この一文を読んだ時に、「はあ?」と思ったのが正直なところです。
「アプリケーションって何の?」
「プラットフォームって何?」という疑問がありました。
プラットフォームって、この場合は何かというと、「環境」と考えると分かりやすいと思います。
例えば、WordやエクセルはWindowsという環境内で動作しています。Windows以外の環境では動作できなくなってしまう。
こんなイメージで、イーサリアムという環境があって、その環境の中で使える仮想通貨がイーサ(ETH)、EOSやTRONやAUGURなどです。
イーサリアムの単位「イーサ(ETH)」
最初、イーサリアムが通貨単位だと思っていたのですが、イーサリアムはプラットフォームであり、イーサリアムの通貨単位が「ETH(イーサ)」なんですね。
イーサリアムは決済システムではなくプラットホームですが通貨を持ちます。イーサリアムの通貨はイーサリアムブロックチェーン上で作成されたアプリを稼働する際に利用されます。
ビットコインに次いで仮想通貨時価総額2位です。3位はリップルです。
ビットコインと同様に「仮想通貨」と称される「イーサリアム」ですがその特徴は大きく異なります。
ビットコインは、決済システムという役割があります。日本でもビットコインで決済できるところが増えてきているとか。
ですが、イーサリアムはアプリケーション作成のプラットフォームです。
イーサリアムのスマート・コントラクト
プラットフォーム上で結局なにができるの?ということなのですが、
スマート・コントラクトができます。
直訳すると、賢い契約です。賢い契約とだけ聞いてもわからなかったのでこれも調べてみました。
ビジネスや事業で行われる取引で、契約が交わされる時、書面だけで、ハイハイわかりました。サインして合意ですね。と簡単に物事が進むわけではありません。契約を交わす時には労力やコストも負担しなければなりません。しかしイーサリアムは、スマート・コントラクトを利用して労力やコストを省いてくれます。
スマート・コントラクトが契約書類の作成や、保管などに必要なデータベースを保存してシステムが自動的に契約執行を行なってくれるのです。
また、スマート・コントラクトのシステムでは契約成立前後のデータも保存できるようになっています。
例えば、「AさんがBさんに5万円を送金した」といった取引を記録するのと同時に、
「BさんがAさんに貰った5万円を返済する」という約束の情報までも保存できます。
スマート・コントラクトでは、取引プロセスを自動化でき、決済期間の短縮が可能になります。
さらに、取引には仲介者を介さないのでコストを削減することもできます。
イーサリアムのブロックチェーン(取引データ技術※)では、スマートコントラクトによって、柔軟な操作と実行が可能になりました。
プログラムを自由に記述したり、書き換えることができたり、多くの人が改良に参加することができるようになっています。
※ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは取引データ技術です。
仮想通貨取引所での取引が、複数「ブロック」にまとまって、連なっています。
取引がまとまって連なるように保存されている状態がブロックチェーンです。
それで、ブロックチェーンはわかったけど、ブロックチェーンのデータってどこに保存されているの?
銀行のデータなら銀行にあるけど、仮想通貨って取引所もたくさんあるし、世界にあるし…と思いました。
ブロックチェーンは分散して管理されています。銀行のように権限が一つに集中することがないので、システム障害に強く、抵コストで運用できるんです。
イーサリアムの将来性
問題は、お金を投資してもいいのかというところですよね。
将来性がないものに投資をしても意味がありませんから。
スマート・コントラクトやブロックチェーンについて読んでいても、どうやら将来利用される分野は拡大していきそうですね。
イーサリアムは「世界のコンピューター」と言われる事があります。
イーサリアムのプラットホーム「EVM(Ethereum Virtual Machine)」は将来に向けてそのような役割を目指しています。
さらには、イーサリアムを利用したアプリケーションは次々と作られてきており、その度に話題を呼び投資家が注目しています。
ICO(仮想通貨を利用した資金集め)では多くの団体がイーサリアムを利用したアプリケーションを発表しているので今後もイーサリアムには注目が集まる事が考えられます。
しかし、あくまでもイーサリアムは実験段階とのこと。
イーサリアムアプリケーションが話題を呼ぶからと言って、そのアプリケーションが世界に広まるわけでもなさそうです。
ETHを扱う仮想通貨取引所
現在はCoincheckで新規口座を開設できませんので、新しく口座を開設する時は、他の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
QUOINEではビットコイン、イーサリアム、リップルを扱っていますので、とりあえずよく知っている通貨に投資をしようと考えている場合は、QUOINEや、ビットフライヤーが利用しやすいと思います。海外在住者の方はこちらの記事を参考にしてみてください。
QUOINEでは、ビットコイン価格が他取引所より低いことやクイック入金が業界最多というメリットもあります。一部の機能はパソコンでしか見られないというデメリットもありますが、ほとんどはスマホ対応ということでスマホだけでも利用が可能です。
仮想通貨購入の際の参考にしてみてくださいね。
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