初めて人に会うときや、もちろん初めての職場、新しい人間関係などで、
どうしても人にいい印象を与えたいという気持ちが働きます。
逆に言えば、最初から嫌われたい。
と思って職場に行く人とか、嫌われるためにブログを書いている人っているんでしょうか。
より多くの人に好感を持ってもらいたいとか、まあ少なくとも一部の人には、
いい印象って持ってもらいたいですよね。
特に職場などのずっと付き合っていかなければならない状況ではなおさらです。
当たり障りのない人間関係、そしていい印象を保っていきたいものです。
でも、嫌われたくない心理ってどこからくるんでしょうね。
別に客観的にみると、はっきりと自分の言いたいことを言って、
嫌われたり、相手から嫌がられても、自分が過ごしやすかったらいいのにって思いますけど、
これが自分の事になるとまた違うことですね。
なぜ「嫌われたくない」って思うの?
それで、なぜ人は嫌われたくないと思うのかを考えてみました。
- デメリットが大きい
- イイ人でいたいという気持ちが大きい
- 過去の家族関係や人間関係の影響
- 単純に自分に自信がないので他人に認められたい
嫌われたくない心理は、特に自分に被害があるときには大きくなりますよね。
特に自分にデメリットが生じるときです。
上司や同僚に嫌われると、毎日の自分の居心地が悪くなるだけではなく
仕事にもひびいてしまいます。そんな窮屈な生活、いやですよね~。
仲間外れになったり(小学生みたいですけどね…)
変な噂を流されたり、いじめられたりしたら、それのほうが疲れてきますよね
それなら、嫌われないようにちょっと疲れていた方がいい。
少しの疲れなら発散方法はたくさんありますからね。
次は、イイ人でいたいという気持ちが大きいことなんですが、
これは男性によく見られます。嫌いな人からもイイ人で見られたい。
嫌いな人にも好かれたいという心理です。
自分は心のなかでその人のことが嫌いなのに、わざわざ好かれようとする。
これ、疲れますよね~。
あとは、人から嫌われてろくな経験がなくて、もう嫌だと思っているタイプ。
ちょっと嫌われるだけでもいやなのに、みんなから嫌われちゃったら、そりゃいやです。
最後のポイントですが、意外にも、これが嫌われたくない心理に関連していたとは…
話題書「嫌われる勇気」を読んでみた
アドラーの心理学に見られる、
自分に自信がない=劣等感
劣等感。これを克服することで、嫌われたくない心理も
上手に操り、自分に自信がついて成功者の仲間入りできるとか。
ベストセラーの嫌われる勇気を読みました。
タイトルからは、嫌われたってしょうがないよね
っていう単なる勇気づけの本かという印象を持ちました。
でも、当然のことながら、「嫌われる勇気を持ちなさい」
ということについても書かれています。
この本の中には、もっと重要なテーマが書かれています。
幸せに楽に生きる方法です。
本の中では、多くの人が気がついていない、
あることを改善すれば、もっと幸せに自信を持って生きることができると書いてあります。
それが単純にちょっと自信がないなと思っていること、そして嫌われたくない心理と繋がっていたとは!
意外なポイントです。
この「もっと重要なこと」に気がつくか、
そうでないかで、成功者になれるかそうでないかが決まります。
この本は、ただの自己啓発の内容をつらつら綴っているのではなく、
もっと深いレベルで理解したほうがいい内容です。
アドラーの心理学と実践方法
オーストリア出身の精神科医、
アルフレッド・アドラー (1870~1937) の心理学に基づいて書かれています。
精神科医の書く内容だと、理解するのに難しいと思われがちですが、
それが誰でも簡単に生活の中に取り入れられるようなスタイルで書かれています。
とても気軽にサクサク読める、でも内容が心に残る本。
アドラーの提唱する生き方を一日で生活に取り入れるのは簡単ではありませんが、
情報発信をしている方、これから自信を持っていきたい方、
アフェリエイトビジネスで成功したい方にはぜひ読んでいただきたい本です。
個人的には、この本にもっと昔に出会いたかったです。
人間関係で好かれようとして、嫌われまいとして頑張っていた自分。
そして気を使う毎日に疲れて、一日の終わりには誰ともコミュニケーションを取りたくなかった自分。
でもそんな環境をずっと変えたかった自分。
その勇気がなかった自分。
そして、ブログを始めてからも同じでした。
ブログ運営をする上で、当たり障りのない、
「嫌われない記事」「誰にも不快感を持たれない記事」を目指していました。
強い意見を主張して、嫌われてしまったらいやだな。
とか。
しかも顔の見えない相手から。
だけど、自分の主張に自信を持たなければ、いい記事は書けません。
この本に出会ってから、
充実感、自由、楽しさ、自信まで感じられるようになりました。
そして、苦痛や疲労がなくなったのです。
また、不思議とそれに伴って結果もついてくるようになりました。
ただのどこかの国の精神科医が言っていることだし、
大昔も前のことだしと思ってあなどっていてはいけないんですね。
決して表面的な言葉ではありませんよ。
実行できる人とそうでない人との違いとは?
でも、この本を読んで自分を変えられる人とそうでない人がいます。
それは、ただ、「自分を受け入れられる」かどうか。
どんな自己啓発本や考え方の本でもそうなのですが、
まあいわゆる成功している人、稼いでいる人、できる人に共通しているのは、
今までの自分と違う自分になる必要があるので、どんな自分も受け入れる必要があります。
そして周りからの情報も。
一番最後のポイントの、単純に自分に自信がないというのは、「劣等感」とつながりがあります。
自分はまだまだだと思うことです。
でも、この劣等感と聞いたときに、ネガティブな印象を持ちますが、
実は誰にでもあるもの。悪いものではないのです。
でも、この劣等感をどう考えるか。これがポイントになってきます。
アドラーによると、
劣等感は、「健康で正常な努力と成長への刺激」。
つまり、劣等感は誰にでもあるけど、
生かすかそれに振り回されるかは自分自信にかかっているということです。
成功者や稼いでいる人、できる人は劣等感や失敗をバネに、成長しているんですね。
自分で決められることです。
劣等感に支配されて、「できない、やっぱり自分はだめだった」と思うか
「できない、でも理想に近づくために努力し続けよう」と思うかの分かれ道です。
あなたはどちらのタイプですか?
このように、嫌われたくない心理は、
ただ単に仲間意識が強いのでは?と思われがちで
表面だけの心理学にも捉えられがちですが、
成功者はこの心理をうまく使って嫌われる勇気も手に入れているのですね。
嫌われる勇気の続編はこちら↓
あなたは褒められたいタイプですか?
ちなみに、「嫌われたくない心理」と「他人からの承認」
つまり人から認められることはつながっています。
アドラーの心理学では、他者からの承認を求めなくていいのです。
私たちは、成果を上司から褒められたり、
アドバイザーや地位が上の人、近い人では家族に
成果を認められて褒められると嬉しいんです。
でもこれに慣れてしまうと、褒められない、成果が認められないと良い行動をしなくなります。
つまり、もう頑張らなくなる。
成果はもちろん見えたほうがいいのですが、
それは何のためにやっているかということです。
仕事での成果は何のためか、テストの成績を上げるのは、
親に褒められたいからなのか、自分でそうしたいからなのか。
ビジネスで成功したいのは、他の人に褒められたい、よく見られたいからか
自己実現か。はっきりとさせたいものです。
私たちは、ほかの人の期待を満たしたり、褒められるのがすべてで生きているわけではありません。
自分らしく生きることで、成功し自己実現できます。
嫌われたくない心理を克服するためには、
劣等感を知る、情報を受け入れる、自分を受け入れることが重要なんですよね。
続きは、「嫌われる勇気」で実践してみましょう。
あなたも「ついてる」ようになります。だって「ついてる」人の記事を読んでいるんですから。
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